2018年01月11日

磁性体粉による磁気転移

またまた復旧不能の場合の話です。

磁性体剥離の話は何度か書きました。
要するにヘッドがプラッター表面に塗布されている磁性体を削ることです。
磁性体剥離という言葉を使っていますが磁性体が剥離するのではなく削り取ると言った感じでしょうか?
これは外的な衝撃に拠って発生することが多いようですが 何の前触れもなく突発的に発生することもあるようです。
磁性体を削ってしまうわけですから 削られて磁性体上に記録されていた情報は消失してしまいます。
データ復旧すべき元の磁気情報が消失するわけですから当然データ復旧など出来るはずもありません。
この磁性体剥離で怖いのは 粉末となった磁性体がHDDの内部全体に付着することです。
ヘッドとプラッターの間に入り込めば更に磁性体に傷を付け障害を広げますし 磁性体粉は磁気を帯びていますから正常な磁性体に付着すると磁気の転移が起こり正常な部分の情報を壊してしまいます。
一般にデータ復旧は急いでやらなくとも(何年か後でも)可能なのですが磁性体の粉が全体に広まってしまった場合のみ 早急な復旧作業が必要となります。

磁性体剥離は開封しなくともある程度は推察出来ますからどうしても 大事なデータで怪しい物は後日復旧するにしても開封確認しておく必要があるかもしれません。
posted by sugi at 23:39| Comment(0) | データ復旧

2018年01月10日

百均の電池

ちょと欲しいものが有ってセリエ(百均)に行った。
家電関連のコーナーで日本製と明記したアルカリ電池を見つけた。
通常百均で売っているアルカリ電池は 無異名ブランドの中華電池か 国産ブランド(三菱、富士通=FDK)だと インドネシア製となる。
もっともパナソニックのアルカリ電池も低価格品はタイ生産らしいが。

日本製という文字が気になったので買ってみた。
単3、単4とも4本で108円。
IMG_4909.JPG
IMG_4910.JPG
買って帰って調べてみるとどうやらマクセル製らしい。
ご丁寧にこれを含めてアルカリ電池のテストをしているサイトを見つけた。

どうもこの電池 高負荷に弱いらしい。
ちょっと残念。

ただこのサイトを含め 百均の電池の比較テストをしているサイトはいくつか有って 単に電池の持ちだけを見ると中華バッテリーも馬鹿には出来ない。
中には 定番の”金パナ”を上回る性能の電池も有るようだ。
普通に使うには中華電池で充分なようだ。

ただし一つ注意しなければいけないのが これら安い電池は液漏れがしやすい傾向があるようだ。
経験した方もあると思うがアルカリ電池が液漏れを起こすと腐食等で機器に大きなダメージを与えることが有る。

前に「CR-78のニッカドの液漏れが・・・」という記事を書いたことが有るがまああんな状態になると考えてもらうと良いだろう。

頻繁に電池を交換するような使い方(懐中電灯等)は中華バッテリーで充分なようだが 長期間使用する(入れっぱなしにする)リモコンや無線マウスなどは少々高くても国産めーかーのものを使うと良いのかもしれない。
まあ国産電池でも液漏れを起こすことは有るけれど。
posted by sugi at 18:38| Comment(0) | 日記

2018年01月09日

データ復旧中止

昨年末データ復旧でノートPCをお預かりした方が引き取りに来られました。
今回は復旧不能ではなく復旧中止です。

おそらく復旧は出来たのですが 簡易レベルを超えており かなり費用が発生しそうと言うことで復旧中止となりました。
企業でお使いのPCでしたが 現時点ではそこまでの費用が出せないとの判断です。
いつも言っているように データの価値は持ち主にしかわかりません。
そこまで出せないと思ったら 復旧しないというのは大事なことです。

残念ですがこの(データ復旧)業界 なんとかデータ復旧させようとするところが多いように思います。
それがデータ復旧業界を胡散臭いものにしているのは事実でしょう。

今回 「ひょっとすると後日必要になるかもしれない」とのことで そのままHDDを保管されるとのこと。
「どうしてもデータが必要になったら ぜひご連絡下さい。」
と申し上げて 帰られました。
posted by sugi at 23:35| Comment(0) | データ復旧
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