何度も書いていますが
まだバックアップの意味を勘違いしている方が多いようで、本日もそれでデータを無くした方から問い合わせがありました。
少しでも多くの人が正しくバックアップを取っていただくようしつこく書きます。
<間違い>
ローカルのパソコンではなく外付けHDDに保存する
NAS上に作業ファイルを置く
これらはバックアップではありません。
<正解>
バックアップとは二つ以上ファイルのコピーを作ること。
一般的には
通常の作業はローカル(自分)のパソコンで作業、保存する。
=>保存したファイルのコピーを外付けHDD(NAS)上に置くこと
つまり ファイルを二つ以上作っておくことです。
HDDは今動いているのが”不思議”なぐらいにデリケート且つ絶妙のバランスで成り立っています。
今動いていても ”次の瞬間 動かなくなるかもしれない。”
ぐらいに考えておくことです。
2015年01月08日
バックアップとは?
posted by sugi at 17:23| Comment(0)
| データのバックアップ
2014年11月12日
最悪の事態を避けるためのデータ待避の鉄則
1.パソコンの調子がなんとなくおかしいまま使っていた。
2.ある日明らかな不調(異音を出し始める、一部のフォルダーが開かなくなる等)が発生。
3.慌ててデータを外付けのHDDにドラッグ&ドロップでコピー開始。
4.データの移動が始まって どんどんコピーされていく。
5.やれやれ 助かった と思ったら ハングアップ。
6.シャットダウンも出来ないので電源スイッチ長押しでようやくシャットダウン。
7.電源スイッチを入れ直し再起動しようとしたが起動しない。
8.一番大事なデータがコピーできていない。
これは最悪のパターンを想定したものですが、
私共にデータ復旧のご依頼をいただく中で実は意外に多いのです。
では どうすれば最悪のパターンを避けられるのか、考えてみましょう。
最初から定期的にバックアップを取っておけば というのは この際 無しで、少しでも助けられる方法です。
まず 調子の悪いパソコンからデータをコピーする場合
まとめてドラッグ&ドロップをしてはいけません。
<大事なデータを救うための鉄則>
一番大事なデータ あるいはサブフォルダーを見つけて まずコピーします。
※出来るだけ小さな単位で、一気に何Gbyteもコピーしようとしてはいけません。
※このようなケースではプラッター上にスクラッチ(キズ)が発生していることが多いためです。
スクラッチに引っ掛かってそれ以降全くデータが取れなくなると言うことがあります。
大事なものから少しずつコピーすることが 最悪の状況を少しでも逃れられる方法です。
もちろんこんな危ない橋を渡らなくて良いように普段からバックアップを取るのは当然ですが、
少しでも調子がおかしいと思ったら その時点で 急いでバックアップを取りましょう。
2.ある日明らかな不調(異音を出し始める、一部のフォルダーが開かなくなる等)が発生。
3.慌ててデータを外付けのHDDにドラッグ&ドロップでコピー開始。
4.データの移動が始まって どんどんコピーされていく。
5.やれやれ 助かった と思ったら ハングアップ。
6.シャットダウンも出来ないので電源スイッチ長押しでようやくシャットダウン。
7.電源スイッチを入れ直し再起動しようとしたが起動しない。
8.一番大事なデータがコピーできていない。
これは最悪のパターンを想定したものですが、
私共にデータ復旧のご依頼をいただく中で実は意外に多いのです。
では どうすれば最悪のパターンを避けられるのか、考えてみましょう。
最初から定期的にバックアップを取っておけば というのは この際 無しで、少しでも助けられる方法です。
まず 調子の悪いパソコンからデータをコピーする場合
まとめてドラッグ&ドロップをしてはいけません。
<大事なデータを救うための鉄則>
一番大事なデータ あるいはサブフォルダーを見つけて まずコピーします。
※出来るだけ小さな単位で、一気に何Gbyteもコピーしようとしてはいけません。
※このようなケースではプラッター上にスクラッチ(キズ)が発生していることが多いためです。
スクラッチに引っ掛かってそれ以降全くデータが取れなくなると言うことがあります。
大事なものから少しずつコピーすることが 最悪の状況を少しでも逃れられる方法です。
もちろんこんな危ない橋を渡らなくて良いように普段からバックアップを取るのは当然ですが、
少しでも調子がおかしいと思ったら その時点で 急いでバックアップを取りましょう。
posted by sugi at 21:16| Comment(0)
| データのバックアップ
一番正しい(多分)バックアップの方法
昨日 データ復旧のご依頼を頂いているかたと話をした。
もう20年以上もパソコンを使っている大ベテラン。
バックアップの話になり「RAIDも危険なんですね、ミラーリングは安全?」
何度か書いていますが 安全なメディア、方法はありません。
また、RAID5やミラーリングと言ってもコントローラーや方式が何通りもあり、一様ではありません。
それらをひっくるめての(やり方の)総称であり、ハードウェアによるもの、ソフトウェアによるもの 更にそれぞれに対し様々な方式があります。
単純に RAID5、ミラーリングというラベルを貼ってしまうと 其の中で何が起きているのかが見えなくなってしまいます。
このブログを読んでいる方は 少なくとも平均以上のパソコンに対する知識と データの重要性を知っているわけですから 一度もう一段深く掘り下げて理解しておくことを勧めます。
結論から言うと”ミラーリングだから安全”という事はありせん。
特にディスクイメージをコピーするような方式だと 壊れたHDDの内容をそのまま正常な方のHDDにコピーしてしまい、両方のHDD(にシステム、データ)が壊れている場合があります。
私共にご依頼いただくもの中に 結構こんな状態のものがあります。
「ミラーリングしていて助かった」というケースはあまり無いように思います。
バックアップはバックアップ用のHDDを2台用意して、交互にバックアップを取りましょう。
この時重要な事は バックアップ後 其の内容を確認することです。
この確認をおこなっている人はあまり見たことがありません。
元のデータが壊れて バックアップ用のHDDの中を見ると こちらも壊れていたでは 泣くに泣けません。
すべてのデータを確認することは現実的ではありませんので、少なくとも何点かのデータを無作為で確認しておけば大丈夫でしょう。
バックアップとともに ”確認する習慣”をつけてください。
多分これが一番安心できるバックアップ方法ではないかと思います。
もう20年以上もパソコンを使っている大ベテラン。
バックアップの話になり「RAIDも危険なんですね、ミラーリングは安全?」
何度か書いていますが 安全なメディア、方法はありません。
また、RAID5やミラーリングと言ってもコントローラーや方式が何通りもあり、一様ではありません。
それらをひっくるめての(やり方の)総称であり、ハードウェアによるもの、ソフトウェアによるもの 更にそれぞれに対し様々な方式があります。
単純に RAID5、ミラーリングというラベルを貼ってしまうと 其の中で何が起きているのかが見えなくなってしまいます。
このブログを読んでいる方は 少なくとも平均以上のパソコンに対する知識と データの重要性を知っているわけですから 一度もう一段深く掘り下げて理解しておくことを勧めます。
結論から言うと”ミラーリングだから安全”という事はありせん。
特にディスクイメージをコピーするような方式だと 壊れたHDDの内容をそのまま正常な方のHDDにコピーしてしまい、両方のHDD(にシステム、データ)が壊れている場合があります。
私共にご依頼いただくもの中に 結構こんな状態のものがあります。
「ミラーリングしていて助かった」というケースはあまり無いように思います。
バックアップはバックアップ用のHDDを2台用意して、交互にバックアップを取りましょう。
この時重要な事は バックアップ後 其の内容を確認することです。
この確認をおこなっている人はあまり見たことがありません。
元のデータが壊れて バックアップ用のHDDの中を見ると こちらも壊れていたでは 泣くに泣けません。
すべてのデータを確認することは現実的ではありませんので、少なくとも何点かのデータを無作為で確認しておけば大丈夫でしょう。
バックアップとともに ”確認する習慣”をつけてください。
多分これが一番安心できるバックアップ方法ではないかと思います。

posted by sugi at 11:08| Comment(0)
| データのバックアップ
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