2015年11月07日

バックアップのタイミング(取る間隔)

何度も書いていますがバックアップがきちんと出来ている方はあまりいません。
なかには 一度もバックアップをしたことがない という恐ろしい方もいらっしゃいます。
言い換えれば 最近のパソコン(HDD)はそう簡単に壊れないということかもしれません。
では 永遠に壊れなければ良いわけですが、そうは行きません。

大事なデータなら 必ずバックアップを取ってください。

<バックアップの大原則>
バックアップは2つ以上の媒体に2つ以上のコピーを作るということ。
※NASや外で外付けのHDDにデータを保存する事はバックアップではありません。

さて バックアップを取らない(取っていない)理由に
「忙しいから」というのが出てきます。
実は忙しいと思ったら それはバックアップを取るタイミングなのです。

また 「バックアップはどれぐらいの間隔で取ればよいでしょう?」
という質問もよく受けます。

答えは ズバリ
「そのデータが無くなってもなんとかなる間隔」です。

つまり 直近一週間のデータが無くなってもなんとかなるなら 一週間おきもで良いでしょう。
「とんでもない 今やっているデータが無くなったら困る。」という方は 少なくとも毎日取りましょう。

どうです ”忙しい時がバックアップを取る時だ”ということがおわかりになりましたか?

一見バックアップを面倒です。しかし今使っているそのデータが無くなったらもっと面倒なことが起きます。
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posted by sugi at 13:13| Comment(0) | データのバックアップ

2015年09月16日

バックアップの話

たまたまデータ復旧とは関係ないことである企業の方と話をした。
この方は様々なことに興味を持つタイプの方で 愛車もS2000自分で整備から車検まで行っているとのこと。
「本当はエキシージを狙ってるんですけど」は陰の声。
パソコンやシステムについても一般のかたとは比較にならないぐらいよくご存知。

さて この企業さんは顧客データ命の業種。
数年前 HDDのデータを壊したことがあり、大変苦労して復旧されたとのこと。

それ以来 2台のHDDにバックアップを取っているとのこと。

それ以来 トラブルは無いそうだが 数年使っている「バックアップ用のHDDを新しくしてもよいのではないか?」 とアドバイス。
また
バックアップを取る時以外 電源、接続ケーブルを外しておくこと。
バックアップは片手間ではなく 曜日、時間を決めて 業務として行うこと。
等 アドバイスも行った。

バックアップで一番重要なことは 確実にとり続けること。
安心してバックアップを怠った時にえてしてトラブルが発生するもの。

全社的に「バックアップ体制を考えてみる」との事だった。
posted by sugi at 09:31| Comment(0) | データのバックアップ

2015年07月25日

クラウドよりも安全なデータの保管場所(子どもの写真に限る)

個人の方からいただく データ復旧の内容の多くが ご家族(お子さん)の写真や動画。
記録がデジタルになってから ほとんどパソコンの中にしかデータが無く このPCがトラブルを起こした場合 すべてのデータが無くなってしまいます。

アナログ(フィルムやテープ)の頃は あちこち探すといくらかは出てきたモノですが デジタルはすべてが消えてしまいます。

データをなくさないためにはDVD-Rに焼いておくのはバックアップとして良い方法です。

しかしこのDVD-Rをどこに保存しておくか?

良い方法をご紹介しましょう。
大切に保管してもらって しかも(保管している人から)喜んでもらえる方法。

DVD-Rを3枚焼いてください。
一枚は ご自分で保管、残りの2枚はそれぞれも実家に送って下さい。

おじいちゃん、おばあちゃんは 喜んで孫の成長ぶりを見てくれますし、大切に保管してくれます。

万一 水害等でご自分のパソコンやDVD-Rが被害を受けても それぞれの実家にデータは残っているわけです。

親孝行の上 これほどデータを大切に保管してくれる処は有りません。
posted by sugi at 13:14| Comment(0) | データのバックアップ
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