2018年03月24日

やはりRAID0だった

8年ぶりのお客様から送られてきた Linkstation LS-WX1.0TL/R1。
なんとなく見覚えのあるお名前だなと思って過去の記録を調べてみるとなんと8年前にデータ復旧させていただいたお客様。
8年経っているということは とりあえずその間トラブルは発生していなかったということか?

ただこのNAS 500GBのハードディスクが2個入ったRAID。
「RAID0(スパニング)ですか?RAID1(ミラーリング)ですか?」
「人に設置してもらったのでどちらかわからない。」
とりあえず片方の磁気情報抽出、ファイル生成。
小さな容量のファイルは復元できているが 大きなものや画像は全滅。

「残念ながらRAID0だったようです。」

ということで 本格的復旧へ移行。

この当時のものは出荷時 RAID0に設定されています。
※見かけ上の容量が大きくなるため

もし使っている方がいたら (データを退避させて)RAID0(ミラーリング)に設定し直すことをお勧めします。
いや それより すでに数年以上経っていますから HDDの定命が先かもしれません。

このブログを読んだ方は 何かの縁です。新しいものに入れ替えることをお薦めします。
posted by sugi at 18:53| Comment(0) | データ復旧

2018年03月23日

頑張らないでください

どんなことでも「自分でできる限り努力してみる」というのは重要かもしれません。
結果は出なくとも 頑張ることで何が展開があるかもしれません。

しかし・・・・・・

データ復旧に関しては 頑張ることが良い結果を出すことは少ないようです。

なぜなら 不安定な(あるいは故障しかけている)HDDに負荷をかける事で簡易レベルでの復旧が難しくなるケースが増えています。

もちろん データの内容次第で 「あまりお金をかけたくない。」、「最悪 このデータが無くなってもなんとか成る。」という場合はこの限りではありません。
ただ 本当に大事なデータは 無理をすることで症状が重くなったり 復旧不能に成ることがあります。
我々だと 無理をしてよいか、やめたほうが良いか の見極めがつくのですが 一般の方はそれが出来ません。

というわけで 大事なデータの場合は くれぐれも 自分で手を付けないでください。
posted by sugi at 19:16| Comment(0) | データ復旧

2018年03月19日

中華品質

先日お預かりしたUSBメモリ。

USBメモリのトラブルは案外大変なことが多い。

今回も”認識しない”ということで お預かりしたメモリーだが 見るからにプラグ部分が曲がっている。
何度か書いているように お客様からすると「ちょっと曲がっているだけ」 あるいはそんな事に気がついていないぐらいの変形なのだが 実際には中で折れたり、基盤のハンダがちぎれたりして大変のことが多いのだ。

今回も とりあえず プラスチックの筐体を割って 基盤の状態にしてみた。

目視で観察してみると どうやらUSBプラグにつながっている4本の端子のうち2本の端子のハンダが外れているようなのだ。
幸い基盤のパターンを引きちぎっている様子もない。
というより 残りの2本も含めて見事な天ぷらハンダ。
ハンダ付けはハンダの量が多くて盛り上がっているのは実は良くない。
usb_memory.jpg
良いハンダ付けとは最低のハンダの量で端子や線をきちんと付けることが重要で 今回 基板上のパターンにハンダを盛ってその上にちょこんとプラグからの端子が載っているだけなのだ。

日本の有名ブランドのメモリーなのだが 当然のごとくmain in china、典型的な中華品質。
日本のメーカーもきちんと指導はしていないのだろう。

逆に 今回ハンダを盛って有ったため パターンを引きちぎることもなく ハンダをやり直しただけで無事復活。
と言っても細かいハンダ付けなのでそれなりには気を使う。

最近買っておいた ちょっとだけ高級な白光のハンダゴテが役に立った。
やはり 高級なものは温度の管理もしやすく 先端も精密できちんと温度が伝達する。

ということで 今回は中華品質のため比較的簡単に復旧はできた。
いや そもそも 中華品質でなければ こんなばかみたいな壊れ方はしないか?
posted by sugi at 18:09| Comment(0) | データ復旧
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