2018年07月13日

トドメを刺す

「ちょっと伺いたいんですが。safubootなんですが。」
昨日 新潟県上越市から電話をいただきました。
大手通信機器メーカーさんのグループ会社のようだ。
「実はやってはいけないことをやってしまいまして。」
「どうしました?」
「MBRを修復してしまったんです。」
「ためですね。復旧できません。」
「実はいろいろな業者さんに電話をして聞いてみたんですが、『キーファイルが有れば復旧できる』というところと、『だめだ』という業者があって本当にだめなのか決断がつかないんです。
御社のホームページ、ブログ読みました。どうやらだめらしいとう言うことは分かっていますが どうしようもないもんなんでしょうか?」
「Safebootやsecuredocのようなタイプの暗号化ソフトはユニークなブートレコードを持っており、それがわからなくなると決して復旧はできません。
この状況で『キーファイルが・・・』というのは意味がありません。おそらくその業者さんは暗号化されたものを扱ったことがないでしょうね。」
「要するに 駄目なら駄目で 諦めがつけたいんです。」
「わかりまた。はっきりいいましょう。復旧できません。」
「わかりました。これで諦めがつきます。商売にならなくて申し訳ありません。ありがとうございます。」
「また何かお困りのことがあれば まず私どもに連絡ください。」
「そうします。」

どうも最後におくやま電脳工房に連絡してきて”諦める”というパターンが良くあります。
最初に連絡をくれればなんとかなったケースもあります。
そのためにも SEOをもっと頑張って検索結果でおくやま電脳工房が上位に来るようにしなければならない。

しかし だめなものをだめとお客様に納得させられない業者ってなんなんだろうと思う。
posted by sugi at 15:25| Comment(0) | データ復旧

2018年06月21日

復旧したけど使えないファイル

障害発生の状況にもよりますが ファイルの内部構造や一部が破損していてデータとしてソフトから開かない、使えないことがしばしば発生します。
軽微な破損であれば ファイルとして修復する事ができる場合もありますがその場合でもここに作業しなければならないため結構な手間(コスト)が発生します。
また 全くファイルとして復元できないこともあります。
というよりこちらのほうが多いでしょう。

おくやま電脳工房では最終的な復旧作業開始前に復旧可能ファイルリストをお出ししています。
「このHDD(メモリ)を最終的に復旧するとこれらのファイルが復旧可能です。」
というリストです。

ただこのファイルのリストのすべてが使用できる状態かと言うと 必ずしもそうではありません。
データ復旧できていても ファイル自体が破損していて使えないケースがあります。
状況に合わせて
「8〜9割程度のファイルは使用できるものと思います。」
というような注釈をつけています。

また どうしても必要なファイル(このファイルがなければ復旧する意味がない)が有る場合 指定いただいて 当方で検証しております。
(一般的なファイルの場合のみ)

ご指定いただいたファイルが開かなければ(使えなければ)復旧不能として作業費用は頂いておりません。

<壊れやすいファイル>
私どもの今までの経験からすると pdfファイルが影響をうけやすいように思います。
また 動画ファイルのように大容量のものはとうぜんその一部に破損の影響を受けやすくなります。
またエクセルのファイルは一部のデータ(テキストや数字)は生きていてもセルの位置や計算式が壊れて全く意味を成さないこともあります。
過去に1件だけ 「このような状態で復旧できません。」
 とお伝えしたところ
「そのテキストの部分だけでも良いから復旧してほしい。」
というご要望があり 手作業で テキストだけ抜き出したことがあります。
まあ 極めて稀な 壊れ方と復旧のご要望が一致したケースです。

「復旧できたがファイルが壊れていて結果としてデータが使えない。」
というのは 普通にあることです。

ここで ふと思ったんですが
「復旧可能 90数%」などと謳っている データ復旧業者は使えないファイルを復旧しても復旧成功の中に入れているのでしょうか?
posted by sugi at 15:51| Comment(0) | データ復旧

2018年06月20日

外付けHDDのデータ復旧

「パソコンが起動しない」というお問い合わせも多いが
「外付けHDDが認識しなくなった。」というお問い合わせ、ご依頼が相変わらず多い。

その原因の一つが 未だに 外付けHDDに保存することが”バックアップ”と勘違いしている人が多い事。
ハードディスク自体は PC用、外付けHDD用 との間に基本的には差がない。

もしあるとすれば メーカーの要望によるOEM生産の仕様の差だろう。
といっても 殆どの場合 ファームウェアが少々異なるぐらい。

いや 実はもう一つ大きな差が在るといえば 在るのだ。
メーカーからのコストダウン要求。

その証拠となるのが大手のパソコン周辺機器メーカーから売り出されている外付けHDDの価格が HDD単体と大差がないこと。
外付けHDDの筐体を開けてみるとわかるが 中で使われているのはPCで使われているのと同じメーカー、同じ型番のHDD。
これを筐体(電源を含む)に組み込んでほとんど実売価格が変わらないのはなぜ?

大量発注、大量買い付けによる バイイングパワーは当然在るのだろうが、どこかの工程が省かれている可能性もあるかもしれない。
hdd35.jpg

posted by sugi at 18:45| Comment(0) | データ復旧
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