暗号化されたPCは 使う人は暗号化されていることを認識して使っています。
起動時にその暗号化ソフトの認証パスワードを要求されるからです。
※中には暗号化のまま起動するものも有るようですが
ところが 暗号化した覚えばないのに 現実には暗号化されてる場合があります。
外付けのHDD等です。
最近は少しは減ったようですが「ハードウェアによる暗号化だから安心・・・」というようなキャッチコピーを見たことが有ると思います。
このタイプの外付けHDDを買ってくると 取説に ”パスワードを設定するには・・・”というような説明書きがあります。
大抵の人は
「まあそこまでしなくてもいいや。 暗号化しないで使おう。」と考えるわけですが パスワードを設定しない のと暗号化しないは 別物。
この手のHDDはパスワードを設定しようがしまいが内部では常に暗号化されているのです。
パスワードを設定しなければ 暗号化されていない わけではないのです。
そのため HDDが障害を起こした時 内部のHDDは暗号化されているため 通常のデータ復旧ではファイルが意味を成さないのです。
外付けHDDが障害を起こした場合 必ず 筐体ごとお送りください。
内部のHDDだけでは復旧・復号が出来ません。
2018年03月30日
無意識の暗号化
posted by sugi at 17:29| Comment(0)
| データ復旧
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