最近 とくに暗号化されたパソコンからの復旧の依頼、問い合わせが多い。
https://www.den-now.com/pc-otasuke5.html
Endpoint Security Media Encryption(Check Point)、SecureDoc Disk Encryption、秘文 Cloud Data Protection(秘文CP)、秘文AE あたりが主流だろうか?
もちろんこれ以外にも沢山の種類が在るが あまりお薦めしない。
暗号の強度という意味では 最近のものは強固でどれを使っても大差ないように思う。
後は使い勝手(管理も含め)とトラブルを起こした時(起動できない等)にどれだけ対応できるかが大きな問題と成る。
基本的に企業での使用となるわけだから 万インチの場合のデータの漏洩を防ぐと共に トラブル時にデータが無くなっても困るわけだ。
実績の無い暗号化ソフトだと トラブル発生時にデータを無くす危険性が高い。
そんな意味で導入するなら 有名どころを選ぶべきだろう。
「個人で使うから フリーのもので良いや」
これは絶対におすすめできない。
先にも書いたように 暗号化の強度は多分 企業向のものと大差ないだろうが、トラブル発生時にデータを無くす危険性が極めて高くなる。
「そんな事言ったって 個人だから(有償の)ソフトなんか買えない。」
そう思うなら 暗号化などやめたほうが良い。
どうしても 人に見せたくないなら他の方法を考えてみてください。
今やっている ”デジタル遺品整理”も Windowsにパスワードが設定されているぐらいなら どうでもできるが 暗号化されているとどうしようもないのだ。
2018年05月10日
暗号化パソコンのジレンマ(データ保護とデータ喪失)
posted by sugi at 17:12| Comment(0)
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