2018年05月10日

暗号化パソコンのジレンマ(データ保護とデータ喪失)

最近 とくに暗号化されたパソコンからの復旧の依頼、問い合わせが多い。
https://www.den-now.com/pc-otasuke5.html

Endpoint Security Media Encryption(Check Point)、SecureDoc Disk Encryption、秘文 Cloud Data Protection(秘文CP)、秘文AE あたりが主流だろうか?
もちろんこれ以外にも沢山の種類が在るが あまりお薦めしない。

暗号の強度という意味では 最近のものは強固でどれを使っても大差ないように思う。

後は使い勝手(管理も含め)とトラブルを起こした時(起動できない等)にどれだけ対応できるかが大きな問題と成る。
基本的に企業での使用となるわけだから 万インチの場合のデータの漏洩を防ぐと共に トラブル時にデータが無くなっても困るわけだ。
実績の無い暗号化ソフトだと トラブル発生時にデータを無くす危険性が高い。

そんな意味で導入するなら 有名どころを選ぶべきだろう。

「個人で使うから フリーのもので良いや」
これは絶対におすすめできない。
先にも書いたように 暗号化の強度は多分 企業向のものと大差ないだろうが、トラブル発生時にデータを無くす危険性が極めて高くなる。
「そんな事言ったって 個人だから(有償の)ソフトなんか買えない。」
そう思うなら 暗号化などやめたほうが良い。

どうしても 人に見せたくないなら他の方法を考えてみてください。

今やっている ”デジタル遺品整理”も Windowsにパスワードが設定されているぐらいなら どうでもできるが 暗号化されているとどうしようもないのだ。
posted by sugi at 17:12| Comment(0) | セキュリティ

2018年05月09日

危うく騙されるとこだった!!!

樂天から”注文内容ご確認メール”が届いた。
買った覚えはない。

メール自体はあたかも樂天からきたメールのように綺麗に出来ている。
フォントも簡体文字ではない 日本語のフォントだ。

一瞬「間違えて注文したのか?」と思ったが最近樂天のページを眺めた覚えもない。
注文内容がテレビだった。
こんなもの注文するわけはない。
実は 私自身 テレビ捨ててその後 NHKを呼び家の中を見せてテレビがないことを確認させて契約をきったぐらいテレビは嫌いなのだ。

メール内のリンク先も樂天ではない。

フッシングメールということはすぐにわかったのだが アカウントを乗っ取られて注文されてしまったのかと思った。
しかし よく見ると 宛先が複数のメールアドレス(tokaiのメール)になっており こちらからの連絡させる(あるいはクリックさせる)タイプのフィッシングメールのようだ。

普段 樂天で買い物をしている人は
「注文していない」と リンクをクリックして連絡を取ろうとするかもしれない。

樂天のページを見ると警告が出ていた。
https://ichiba.faq.rakuten.co.jp/app/answers/detail/a_id/44501

しかし フッシングメールもますます手口が巧妙になってきて 本当に気をつけていないと(フッシングメールが横行していることを知っていても)騙されるかもしれない。
nise_rakuten.jpg
posted by sugi at 00:27| Comment(0) | セキュリティ

2018年05月07日

デジタル遺品整理

「急に亡くなった人がいて ほとんど(銀行や証券会社の)書類が残っていない。取引はすべてネット上でやっていたようだ。使っていたパソコンはパスワードが掛かっていて起動しない。なんとか中のデータが読めないか?」
知り合いから電話があった。
亡くなった方は一人暮らしだったようで どんな生活(取引をしていたか)全くわからないのだという。
実はこの手の依頼は初めてだったが 外でも似たような話は何件か聞いたことが在る。
また 私の周りでも 定年後にネットでトレーディングはじめた人が何人もいる。

ライフスタイルの変化に伴ってこの手の”デジタル遺品整理”が必要な時代になってきたのだ。

まあ Windowsのパスワードぐらいはどうとでも成るが 
「本人が意図しない(故人の)情報に触れなければならない事をやってよいのか?」
という問題のほうが大きいかもしれない。

しかし 遺族の方にとって見れば 亡くなった方の資産がどうなっていたかは 重要な問題だろう。
単に 遺産が有るか無いか等というだけでなく 借り入れや支払いがあれば処理をしなければならない。
また自動引き落としで支払っている携帯などの契約が有れば即解約手続きをしなければならない。

ということで 依頼を頂いた方が前からの知り合いということもあり パソコンをお預かりして内容をチェックした。
HDDを取り外してツールを使って外部からアクセスすればパスワードは回避できるが 今回の案件は何台ものHDDを搭載してあったため、パスワードを回避して起動させることにした。
(具体的な方法を書くことは出来ないが)Windowsを起動しないでパスワードを書き変える事でWindowsを通常起動させることが出来た。
逆に言うとWindowsのパスワードなどこの程度のもの。パスワードを掛けているからと言って安心をしてはいけない。

まあ ここまでは比較的楽だったが デスクトップパソコンに何台ものHDDを搭載してあったために内容のチェックに困難を極めた(時間がかかった)。
すべてのデータを「出来ました。」といって引き渡せば簡単なのだが 故人の(多分あまり他人には知られたくないであろう情報)をどうするかが問題なのだ。
今回は 依頼を頂いた方(故人の親戚)と相談の上 当方で必要と思われる情報を捜して お引渡することになった。
※ すべての情報は近親者(ご年配)にはあまりお見せしないほうが良いとの判断であった。

ということで この連休の何日かはこの作業で潰れてしまった。
posted by sugi at 18:55| Comment(0) | パソコン基礎知識
検索ボックス