2018年05月22日

液晶ディスプレイの不良

最近 私の周りで「画面が真っ黒になって何も映らない」と言うケースが何件か発生。
まあ 液晶ディスプレイの故障なんだが 今のパソコン 画面が見えないと何も出来ない、正常に起動しているかどうかもわからない。
液晶ディスプレイも最近は安くなって 特に高画質 大画面を望まなければ一万円以下で買えるものもある。
それでも20インチはあるのだから恐れ入る。
しかしその反面 寿命が短いような気がする。
先日 ヘルプコールをもらったお客さんも買って2年ぐらいしか経っていなように思う。
保証期間外とは言えもう少し信頼性が欲しい。

液晶画面が壊れると何も出来ない。(業務で使う場合)ユーザー側でも(液晶ディスプレイだけでなく)パソコンを信頼し切るのではなく常に予備の手段を確保しておくことをおすすめする。
要するにもう一台準備しておくこと。
万一のトラブルでも業務を中断することが無くなる。

更に良いのはもう一台のパソコンを用意しておくこと。
通常デスクトップを使用しているならノートPCでも良い。

幾らか使い勝手が異なるかもしれないが それでも業務が中断しなくなることのほうが大きい。
なお メールは普段から両方で受けられるように設定しておく事。
posted by sugi at 23:24| Comment(0) | パソコン基礎知識

2018年05月19日

外付けHDDの選び方

出来るだけ容量の小さな物を選びましょう。

「大は小を兼ねる。」、「ちょっと足すだけで容量が倍になるのに。」
よくわかります。
しかし・・・・・・・・・
当然ですが 容量が大きいもの程 故障率が高くなります。
1.一つの情報を書き込む物理的なセクタが小さくなる
  =ヘッドクラッシュ時に物理的な傷の大きさが同じでもデータに与える影響はより大きくなる。
2.プラッターの枚数が増える
  =発生する熱が逃げにくく成る、熱がこもる。

画像や動画を扱う(保存する)場合 大容量が必要になります。
しかし 業務で使うWORDやエクセルのデータなどどんなに頑張って作ったとしても年間10GBも作ればすごいことです。

例えば 新聞の全紙面をまとめた縮刷版DVD、これなど一か月分の全紙面を1枚のDVD(4.7GB)にまとめています。(「読売新聞縮刷版DVD 2017年版」 http://www.yomiuri.co.jp/database/cdrom/shukusatu/#shukusatu
つまり一か月分の全紙面でも4.7GB(以下)でしか無いのです。一年で4.7GB×12=56.4GB(正確にはこれ以下です)
ところで一日分の朝刊だけでどれ位の文字数があるかというと10万から15万字程度だということです。

どうです 一人で一年分の全紙面を書けたとして56.4GBなのです。こんなにドキュメントを作っていたら(出来たらですが)仕事など全く出来ません。
posted by sugi at 15:04| Comment(0) | パソコン基礎知識

2018年05月18日

ようやく復旧・復号

しばらく前からデータ復旧・復号を行っていた暗号化されたパソコンの復旧に最終的な復旧依頼をいただき、復旧することになった。
最初のお預かりしてから3ヶ月かかっている。

これだけかかった最大の原因は復号のための情報、アイテムが揃わなかったから。
前にも書いたが ベテランの情報システム担当でも暗号化パソコンの復号は初めてということが多い。

今回も 大手企業の担当者様で 知識、ノウハウも充分お持ちの方であった。
それでも暗号の複号に関してはなかなかこちらから要求したものがでてこなくて 最終的な意思疎通は直接の電話で行った。
何度かの電話で 復号に関して理解していただいて その後 ようやく必要なものが出揃ったのだ。

当初 復号に必要なものをお願いする。
でてきたものを用いて当該パソコンに対し複号作業を行う。
結果的に復号できないことが判明する。
更に状況を説明して 「これこれの状態のこんなものを用意して下さい。」とお願いする。
それらを用意いただき 再度お送りいただく。

復号用アイテムの準備、復号の試行 を繰り返す。
こんな事を行っていると あっという間に時間が立ってしまう。

今回も 結果的に3ヶ月近くかかってしまったのだ。

「データ復旧すぐ出来ます。」「暗号化対応可能です。」
ホームページに謳われているデータ復旧業者は多い。

しかし 現実には ユーザー様の対応も含め 一筋縄では行かないことがほとんどなのだ。
posted by sugi at 23:55| Comment(0) | データ復旧
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