2018年03月19日

中華品質

先日お預かりしたUSBメモリ。

USBメモリのトラブルは案外大変なことが多い。

今回も”認識しない”ということで お預かりしたメモリーだが 見るからにプラグ部分が曲がっている。
何度か書いているように お客様からすると「ちょっと曲がっているだけ」 あるいはそんな事に気がついていないぐらいの変形なのだが 実際には中で折れたり、基盤のハンダがちぎれたりして大変のことが多いのだ。

今回も とりあえず プラスチックの筐体を割って 基盤の状態にしてみた。

目視で観察してみると どうやらUSBプラグにつながっている4本の端子のうち2本の端子のハンダが外れているようなのだ。
幸い基盤のパターンを引きちぎっている様子もない。
というより 残りの2本も含めて見事な天ぷらハンダ。
ハンダ付けはハンダの量が多くて盛り上がっているのは実は良くない。
usb_memory.jpg
良いハンダ付けとは最低のハンダの量で端子や線をきちんと付けることが重要で 今回 基板上のパターンにハンダを盛ってその上にちょこんとプラグからの端子が載っているだけなのだ。

日本の有名ブランドのメモリーなのだが 当然のごとくmain in china、典型的な中華品質。
日本のメーカーもきちんと指導はしていないのだろう。

逆に 今回ハンダを盛って有ったため パターンを引きちぎることもなく ハンダをやり直しただけで無事復活。
と言っても細かいハンダ付けなのでそれなりには気を使う。

最近買っておいた ちょっとだけ高級な白光のハンダゴテが役に立った。
やはり 高級なものは温度の管理もしやすく 先端も精密できちんと温度が伝達する。

ということで 今回は中華品質のため比較的簡単に復旧はできた。
いや そもそも 中華品質でなければ こんなばかみたいな壊れ方はしないか?
posted by sugi at 18:09| Comment(0) | データ復旧
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