YAMAHAが最初に発売したシンセサイザーで主にエレクトーンの上に載せて使う様なプリセットタイプ。
もちろんモノフォニックのアナログシンセだ。

このSY-1の修理依頼が来て 現物が送られてきていた。
回路図等の資料の入手に手間取っていたが先週 ようやく筐体を開けて中身を確認した。
楽器でもHDDのデータ復旧と同じで 作業に掛かる前に十分な準備が必要なのだ。

開けた途端 修理不能である事が判明。
なんと 配線を含めた内部を囓ったあとがあるのだ。
おそらくネズミが巣を作っていたのだろう。

最近ネズミ自体とんと見かけないのだが 何処に保管してあったのだろうか?
貴重な初期のアナログシンセが一台使用不能になってしまった。