2017年11月26日

放送を録画したHDDの復旧は簡単か?

よくお問い合わせを頂くものに 
「レコーダーやTVに繋いだ外付けHDDのデータ復旧ができるか?」
と言うもの。
お問い合わせをいただく方は 大切な録画内容をなんとかしたい との思いがある。

結論からいうと ”極めて難しい”という答えになります。

「テレビを録画したものだからパソコンより簡単だろう」
「録画したものだから あまり金をかけられない」
一般にこんなイメージだろうと思うし、そのような内容でお問い合わせをいただく。

実はデジタル放送は極めて高度に暗号化されており 録画した場合も機器とHDDがセットで暗号化されているのだ。
録画したセットで再生すると 自動的に複合されるため 暗号化されていることは意識されない。

これが一旦トラブルを起こすと極めて厄介なことに成る。
HDDがトラブルを起こさなくても レコーダーやTVが壊れるとそのHDDの内容は復号(見ること)ができなくなるのだ。

HDDのトラブルでデータ復旧できたとしても 元の画像として見られるようにするには状況によっては数十万円かかってもおかしくない。
それぐらい時間と手間がかかるのだ。

大事な録画データはDVDやブルーレイに移しておくなどして 録画した機器とは関係なく見ることが出来るようにしておく事をおすすめする。
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posted by sugi at 15:58| Comment(0) | データ復旧

2017年11月25日

商工会の役員さんからの紹介 それも一日二件!

私自身も奥浜名湖商工会の理事では有るが 本日同じ理事さんが二件のお客様を紹介してくれた。
この方は地元でお店を出されており本業ではないがパソコには相当強い方。
地域の方はそれをよく知っていて 困るとこの方に相談しているとのこと。

私も地元で一五年は仕事をしているが もともとデータ復旧は全国がテリトリーで 地元からの依頼は殆どなかった。
これも当たり前の話で 最近でこそデータ復旧ということが知られてきたわけだが 10年以上前だとそんなことができるという事すら知られていなかった。
その為 ご依頼をいただくのは人口の多い地方が殆どで 関東 関西 中部の順。
浜松市は政令指定都市(10年前になったわけだが)とは言え ほとんど依頼はなかった。

おかげさまでホームページではそれなりに有名になったが 地元では知られていない状況が続いてきた。

最近でこそ 地元からもホームページを見ていただいて データ復旧やパソコンの修理に関してお問い合わせをいただくようになったがそれほど知られている訳ではない。

そんな状況の中で 地元に根づいて商売をしていらっしゃる方からの紹介は本当にありがたい。

今後 地元の比率を上げていこうと思っている私共にとっては強い味方だ。
※ 地元の比率を上げるための事業計画が県の認定を受け助成金をいただけることになりました。
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posted by sugi at 19:23| Comment(0) | データ復旧

2017年11月24日

データ用HDDの容量

「あんまり使わなから(容量)小さいもの捜したけど2TB以下売ってないんだね。」
「よほど探さないと(3.5インチ外付けで)2TBより小さなものは無いでしょうね。
まあ最近は2TBクラスのHDDも熟れて来ているのでそんなにトラブルは無いように思います。」

この方の言っていることはとてもまともです。
HDDは必要最小限のものを使うことをお薦めします。
1TBのプラッターが最近の主流ですから 例えば6TBだとなんと6枚プラッターが入っています。。
更にプラッターの枚数の倍のヘッドがジンバルに取り付けられておりそれをボイスコイルモータが駆動しているわけです。

筐体内の空気の流れによる冷却も悪くなれば ボイスコイルモータの発する熱も当然多くなります。

パソコンショップに行くと3.5インチのもので2TBを切るものはまず店頭にありません。
出始めの頃は2TBのHDDのトラブルは多かったように思いますが、最近は少なくなってきているようです。

よほどの事情がなければ バックアップ用は2TBにしておいてください。
posted by sugi at 18:05| Comment(0) | パソコン基礎知識
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