2017年06月17日

データ復旧にはドナーディスクが何故 必要か?

データ復旧は(基本的なところは同じかもしれませんが)業社に拠って方法が異なることが有ります。
私共では症状が重い場合 ドナーとなるディスクを調達し 安全を期して作業を行っております。
特に 最終的に開封を行う場合 多くのケースでドナーディスクが必要となります。
その為 ドナーディスクの到着を待ってから作業に移るため 希少なドナーの場合何ヶ月かおまたせする場合もあります。
ここで改めて説明しておきますが ドナーディスクとは基本的にメーカー、型番の一致は当然として 同一時期に生産された同一ロットのHDDです。
何度もこのブログに書いていますが まず ファームウェアが異なると HDDそのものの振る舞いが異なり データを読み出すことが出来ません。
更にファームウェアの番号が同一でも使用している部品に拠ってそのふるまいが異なります。
その為 基本的には全く同一のロットのHDDが必要となるのです。

では
「ドナーディスク無しでの復旧はできないのか?」
と言うと
中には強引にデータの抽出を行う業者もあります。
運が良ければ それでも復旧できることが有ります。

しかし 出来る限りのデータの安全を確保しようとするとそれは大きなバクチになります。
うまく行かなければ HDDの状態を悪化させ、最悪復旧不能にしてしまうかもしれません。

運悪く希少なロットのHDDの復旧をご依頼いただいた場合 その調達に時間がかかることも有ります。
これもデータの安全性を保つためですので ご理解、ご了承下さい。
posted by sugi at 23:51| Comment(0) | データ復旧
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