2017年06月08日

USBメモリーの(物理的)問題点

メモリーカードのデータ復旧を行ったので USBメモリーの問題点と取り扱いの注意点を上げてみる。
今回ご依頼いただいたUSBメモリーのデータ復旧は落下のショックでメモリーチップが外れるという製造上の(言語道断な)問題だったがUSBメモリーは実は結構物理的に問題がある構造をしている。
一般にメモリー可動部分がなく手軽なので安全と思われているが意外にも構造的な問題を抱えている。

一番問題なのはUSBプラグの構造。
USBのプラグは力を加えてしまうとテコの原理で数倍の力(力点、支点、作用点の距離で)がかかる。
その為 基板上にはんだ付けされているPINがプリント基板のパターンを引きちぎってしまうことがある。
そうなるとプリントパターンが複雑な為 再度ハンダ付けして修理することが出来ない。

メモリーチップを取り外して同型のUSBメモリーの基盤に載せ替えるか それが出来なければジグを作成し情報抽出した上でデータの整合を図らなければならし。
この作業は工数が多く 作業費用も高額になります。

これは前に復旧の依頼を受けたもので見事にプリントパターンを引きちぎっています。
usbrepair.jpg
メモリーについては構造以外にも原理的(根本的)な問題も有り データの安全のために過信しないほうが良いでしょう。
posted by sugi at 14:06| Comment(0) | メモリー
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