2017年04月30日

プラッターを載せ替えるとデータが読めるようになるのか?

今回 データ復旧をご依頼いただいた案件が復旧不能となりました。
暗号化されており少々厄介な案件でしたが 復号以前に復旧不能となってしまいました。

一回他の業者に出されており セカンドオピニオンでした。

以下 お客様にお送りしたメールの一部。

<原因と現状に関して>
-------------
原因は、突発的なヘッド、プラッタ接触により発生したスクラッチで
プラッタ最内周に磁性体剥離が確認されました。

更に内周から外周にかけて目視可能な放射線状のスクラッチも2本
確認され、周回毎に必ずキズを跨ぐ状態にあります。

お預かりのメディアは内部に1枚のプラッタがあり、上面1本ヘッド
仕様だったのですが、最内周部にヘッドの変形でできた目視できる
磁性体があり、さらにプラッタを回すと円周状の磁性体が偏芯をして
いることが確認されます。

つまり本件は一度プラッタを取り外した経緯(あくまで憶測ですが、
通常は起こらないであろう状態です。)があると考えられ、現状では
致命的な状態にまで達しています。

このことから作業自体が対応できない状態であると判断いたしました。
--------------

(推測ではありますが) 前に作業した業者がプラッターを取り外したものと考えられます。
そのことが 復旧不能という 結果を招きました。

プラッターを取り外していなければ 絶対に復旧できたかと言うと
(それはやってみなければわかりませんが)
過去の事例から考えて かなりな確率で復旧できたケースではないかと思っています。

データが読めないからと言って 不用意な開封、ましてや プラッターの取り外しでデータが復旧できることはありません。
※ 極めて特殊な場合除く
※ 今回はそのケースではありません。
posted by sugi at 20:24| Comment(0) | データ復旧

2017年04月27日

久々来ました 開封したHDD

久々来ました 開封したHDD。
と言っても 開封してしまった方からのお問い合わせ。

この方も「なんとかなるかもしれない。」と思った開封してみて 
「これはどうにもならん。」と気がついたとのこと。
「ミクロンの精度ですからね。」
「いえいえミクロンなんて大雑把な精度ではなくナノの精度 ミクロンの1000分の1の単位ですよ。」
「そうですね。」

何度も言っていますが 開封してなんとかなるものではありません。

開封すると 復旧できるかもしれないデータを完全に破壊します。
posted by sugi at 23:56| Comment(0) | データ復旧

2017年04月26日

音声つき詐欺サイト

新手のパターンに遭遇した。
いきなりブラウザーが喋り始めた。
「マイクロソフト セキュリティ ナンチャラカンチャラ。貴方のPCはブロックされました・・・・・・」
よく覚えていないが こんな文言だったように思う。
同時に画面も見慣れたMicroSoftのWebデザイン風に変わって 警告がでる。
一言で言ってしまえが ウィルス感染詐欺なのだが 音声まで流れるのが新機軸だ。
onseituki.jpg
「なんとかしてやるから 03-4520-8175に電話しろ」と書いてある。
もちろん見た瞬間 詐欺だとわかったが ネットやパソコンに疎い人が見ると騙されるかもしれない。

色々考えるものだ。

因みにこの電話番号で検索してみたら 様々なサイトやブログで警告されている。
中には 「電話をかけてみた」という強者まで。(もちろん詐欺を承知で)
片言の日本語を使う外人が出るとのこと。
もちろんニセアンチウイルスソフトの購入を勧めてくるのだそうだ。
※ あえて電話番号をそのまま載せますが もちろん一般の方は電話を掛けないように!

マウスが無効にされたり、全画面表示になって画面が消せない(消しにくい)そうだが、私の場合は普通に閉じたので気が付かなかった。
もちろん この画面を消してもPCがブロックされるようなことはない。
念のため ツールでスキャンを掛けてみたが 何かを仕込まれた様子もない。

単純に音声と画面で脅して 電話をかけさせるだけのようだ。

この手の画面が表示されたら 慌てず まず深呼吸。
posted by sugi at 11:49| Comment(0) | セキュリティ
検索ボックス