2016年03月23日

2.4TB転送26時間!!!!

4日前持ち込まれた4TBのHDDのデータ復旧。
Mac上で動画編集で使用していた HFS+ +ジャーナリング。

4TB→4TBの磁気イメージ抽出(専用ハードウェアによる)約一晩

抽出したディスクイメージからのファイル復旧(生成)
(復旧システムの仕様上)
Mac拡張フォーマット+ジャーナリング フォーマットからNTFSフォーマット上へ書き出し 約一晩

どうやら無事復旧できそうなのでお客様に連絡してデータ用のHDDを手配してもらう

到着したので
データを復旧したHDD(NTFS)からデータ用HDD(Mac拡張フォーマット+ジャーナリング)にコピー。
当然Mac使用。
コピーが始まってしばらくして残時間を見るとなんと残り26時間!

確かにコアデュオの古いiMacでUSB2.0。
まあMacでの処理と言うよりUSB2.0の転送速度の限界か?
(同程度のWindowsPC+USB3.0の場合はもっと早い)

そうう多くないMacでの大量データ転送なのだが(依頼の多くは動画編集で)緊急の場合がほとんど。
(今回も金曜日に放映があるとのこと。)

今回はなんとか間に合いそうだか 今後USB3.0のMacシステムを準備する必要があるかもしれない。
posted by sugi at 01:55| Comment(0) | データ復旧

2016年03月21日

大容量HDD(2TB超)の問題点

大容量のHDDは使用に注意が必要です
すでにご存知でしょうが MBRでは2TBを超えた部分は認識できません。
GPT形式に変えて パーテーションを確保し その上でファオーマットする必要があります。
フォーマットはNTFS形式でできます。
もちろんMacファーマット(HFS+ ジャーナリング)もGPT上で行います。

この辺は本やネット上に詳しく解説されていますので 興味のある方は自分で調べて下さい。

ネット上にあまり書かれていないことですが 2TB超のHDDは信頼性の面で問題がありそうです。

例えば4TBのものは 現在のプラッターが最大で1TBですから4枚入っている事になります。
6TBなら6枚。

その分 放熱が悪く動作に伴い内部の温度が上がりやすく成ります。
※HGST(元のHITACHI)などは対策として”ヘリウム充填HDD”を出荷しています。

一番の問題点は まだHDDベンダーが十分作りこんでいないことのように思います。

昨年度 ご依頼いただいたお客様は「6TBのHDDを4台導入したが3台が不良だった。」ということでした。

よほどの意味がなければ 現在は2TB止まりにしておくのが無難でしょう。
posted by sugi at 13:06| Comment(0) | データ復旧

2016年03月20日

4TBが来た

またまた飛び込みで4TBの復旧依頼が来た。
まあ飛び込みというのは 言葉の綾でお客さんにとっては常に突然発生するわけだが。

一度 ご依頼を頂いた方で 
「最初は注意してバックアップをしていたんですが 最近・・・・・・」
よくある話で 
「天災は忘れたころにやって来る」(寺田寅彦)
つまり気を抜いた頃に障害が発生するのは 昔からよく知られていたらしい。

この方も Macで動画編集を行っておりファイナルカットの編集ファイル(プロジェクトというらしい)が復旧できないとちょっと大変 とのこと。

作業にかかってみると 磁気情報の抽出は問題なく終了した。
抽出したディスクイメージからのファイル生成、読出はどうやら進行中。
ほぼ完全な形での復旧は可能なようだ。

ただ問題は ディスクイメージと抽出したファイルの保管用HDD。
都合4TBが2台以上必要となる。

前回 HDDが足りなくて急遽買い出しに行ったことは書いたが、今回は4TB。
当然 余分な手持ちなど無い。

仕方なく 再度緊急調達へ。

いくつHDDがあれば間に合うんだろう?

<ご自分でデータ復旧する方へのアドバイス>
復旧費用が高額でそこまで出せない あるいは、またはそれほど重要ではないので自分で復旧してみたい方へ。

殆どの方は市販のデータ復旧ソフトを使用すると思います。
※それしか 手段はないでしょう

この場合 障害を起こしたHDDを直接データ復旧ソフトにかけてはいけません。

障害で比較的多いのはシロキサンガスによりHDD内でSiO2が生成されていたケース。
この場合 長時間の通電、同一セクターへの繰り返しアクセスは症状を悪化させます。
(不良セクターを増殖させます。)
また、同一セクターへの過度のアクセスはその部分の温度を局地的に上昇させ データを破壊することもあります。

市販のデータ復旧ソフトでこの問題に考慮したものは見かけないようです。

そのため ハードウェアによるクローニングを行い 磁気情報(ディスクイメージ)を正常なHDDに移す必要があります。
この場合 不良セクターに対して過度のアクセスは行いません。
※不良セクターは読み飛ばします。

できるだけ専用のハードウェアでディスクイメージを抽出してください。
ソフトウェアでのクローニングも可能ですが非常に時間がかかります。(=HDDに負荷をかけます。)
また 不良セクターをスキップできる機能は必須です。
※残念ながら通常PCショプで売っている”PC無しでクローンが作れます”という安価な機器は不良セクターのスキップ機能がありません。(=ほぼ使えません)
4T-HDD.jpg
posted by sugi at 20:47| Comment(0) | データ復旧
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