2016年09月27日

バックアップは今すぐに

「パソコンが起動しなくなったんですが 見てくれますか?」
先日 電話がかかってきた。
「(本業ではないけれど)良いですよ。」

今朝 
「今から行っていいですか?」
「良いですよ。」

午後一 パソコンを持っていらっしゃいました。
「とりあえず電源を入れてみましょう。」
「・・・・・・・ 起動した!昨日も全く起動しなかったのに。」

「今すぐバックアップを取りましょう。」
「メモリーを買ってくればよかった。」
「そこのコンピニ(セブンイレブン)で売ってますよ。」
「じゃあ買ってきます。」
「とりあえず(私の)手持ちのメモリーにデータをとっておきますね。」



数分後
「買ってきました、」
「じゃあ データを取りましょう。」
「あっ!」
「あっ!パソコンが(電源が)落ちてる。」

それ以降 何度電源を入れ直しても 二度と再起動しませんでした。

バックアップは思い立った瞬間に取りましょう。

あとで取ろうとして 泣いた人を何人も知っています。
posted by sugi at 00:00| Comment(0) | データ復旧

2016年09月25日

RAIDのNASが危ない理由

本来RAIDはデータの冗長性を高めるため(RAID0を除く)のものだがRAID自体のトラブルでシステムを壊してしまうことがある。
RAID全体をコントロースしているのはRAIDコントローラー、
これはシステム管理専用の一種のコンピュータで(簡単に言うと)コンピュータ側にはRAID全体を単体のメディアのように見せている。
※ハードウェアRAIDの場合

当然 それはCPUが搭載されているが、安価なNASのRAIDには極めて性能の低いCPUが搭載されており、また搭載されているメモリーも極めて少ない。
はっきり言えば見かけ上のコストパフォーマンスを上げるため 安いパーツを使用しているわけだ。
このようなNAS(ハードウェア)でRAID5を構成したところで本質的に問題を抱えているわけだから信頼性は極めて低くなる。
また コストを下げるためか 其のコントロール用ソフトも時間をかけてきっちりとは作り込まれてはいないようだ。

その為 正常に動作している場合は処理が間に合っているが 
HDDにトラブルが発生したり 書き込みや読み出しが集中し大量のデータを処理しなければならない場合(ソフトの処理が下手なことも相まって)CPUの負荷が高くなり処理が間に合わなくなることがある。

つまり RAID自身が システム(データ)を壊してしまうことがあるのだ。

それを防ぐためにはどうすればよいかというと CPUの性能の高いもの、搭載メモリーの多いものを選ぶこと。
「具体的にどう選べばよいか?」
カタログやホームページに CPUの種類、メモリー量を明記している機種(メーカー)を選ぶこと。
注意してみると 日本で普及している(店頭に多く展示されている)メーカーはこれらを明記していない事に気がつくだろう。

比較的入手し易く、そこそこコストパフォーマンスの高いもの(現実的に使えるもの)を選ぶなら QNAP、ネットギヤ、ASUS辺か。

大事なデータを守りたければ 少々高くてもこれら以上の製品を使用することをお勧めする。

ただし 一番大事なことは どの製品を使用しようとも 定期的に確実にバックアップを採ること。
raid2.jpg
posted by sugi at 12:36| Comment(0) | RAID

2016年09月24日

nPOPを使った

昨日夕方ショッピングセンターで猫(ボレロ=7Kgのデブ猫)の餌を買っていると最近PCの修理・設定を引き受けたお客さんから電話。
前にも書いたようにデータ復旧が本業なのですが 近くの方からパソコンの設定や修理を依頼されることが多くなってきました。
※まあ 家電量販などでは何もできないので地域貢献の一助として出来る限りお受けすることにしています。

「今日メールが受信できなくなったのです。」
「わかりました。ショッピングセンターにいるので今から向かいます。」
帰り道なのでそのまま訪問しました。

確かに メールを受けていない。
確認のため 自分(お客様)宛てにメールを送ってみると普通に受信できる。
もう一台古いPCがあるのでそちらを見てみると今日来たメールが全て入っている。
2台ともメールを受けられるようにメール受信後もサーバーにメール残す設定にしてある。

はてさてどうして確かめよう?
ふと思い出したのがnPOPというソフト。
メーラーのようにメールを受信するのではなく メールサーバーの中を直接見ることが出来る。
このソフトはサーバー内部のメールを直接操作できること。
大容量のメールが詰まったときなど其のメールだけをサーバーから削除できる。

最近では各プロバイダーの使用しているメールサーバーアプリや設定もこなれて来てほとんどメールに問題がなくなったので使っていなかった。

改めて調べてみると 窓の杜やVectorにちゃんとある。
ただ公式にはWindows7までしか対応していない。
お客さんのPCはWindows10。
「まあやってみるか」ダウンロードしてインストールしてみるとどうやら動きそう。

nPOPを起動して設定後 プロバイダーのメールサーバーを覗いてみると先程テストで送ったメール以外 何も残っていない!

ふと思いついて メールを受けていた古い方のPCのメーラーの詳細設定を見ると、なんと”メールを受信すると削除する”設定になっているでないか。
もちろんお客さんが設定を変えたのではない。
何かのひょうしに変わってしまった としか言いようがない。

今回のメール騒動を推測してみると
1.(何らかの理由で)新しい方のPCでメールを受けなくなった。
2.古い方のPCでメールを受信。
3.(設定が変わっていた為)受信後 サーバー内のメールを削除した。
ということらしい。

2つ以上の要因(障害)が重なった為 原因が見えにくくなっていたのだ。
二箇所が同時に問題を起こすというのは案外多い。

ということでそれぞれの設定を確認して一件落着。

今回 nPOPがWindows10で(とりあえず)動くということが確認できたことが収穫だったかも。

bolero1.jpg
7Kgのデブ猫スコティシュホールドのボレロです。

posted by sugi at 01:24| Comment(0) | インターネット全般
検索ボックス